業界屈指の断熱ガラスコーティング
省エネガラスコートは、透明度・硬度・耐久性を徹底的に追及し長年の経験を活かした研究開発の結果、ローラースポンジでのコーティング施工を業界初として完成しました。気泡を残さずガラスの透明度を損なわずに厚さ約8㎛※のコーティング膜の形成に成功しました。夏の西日・紫外線対策、冬の暖房熱逃げ対策として公共施設、商業施設、個人宅など多くの方々にご採用頂いております。また、遮熱フィルムの約2倍の耐久性でとても経済的です。大掛かりな工事を必要としない世界に広がる省エネ、温暖化対策商品です。
※8㎛(マイクロメートル) = 0.008㎜
ヒートアイランド対策技術分野
(建築物外皮による空調負荷低減等技術)
選定商品
省エネガラスにリノベーション
夏場のジリジリした不快に感じる熱線・紫外線を遮蔽し、窓際の太陽直射熱を約7~14℃程度カットします。また、冬場の心地よく感じる暖かさ、暖房熱エネルギーの流出を抑え、室内の保温効果を高めます。
・近赤外線カット70~80%
(波長域780~1100nm) ※商品により異なる
・紫外線カット99%以上(ISO9050基準)
選ばれる理由
『ガラスコーティングの性能や価格はどのメーカーでも変わりませんか?』
『パンフレットやWEB上だと"差"が分かりません…』
ユーザー様から頂戴しますご質問ですので以下をご参照ください。テストピースやサンプルガラスではなく実際の窓ガラスに施工した数値です。
E社商品:Kコーティング
紫外線カット率94% 可視光透過率75%
赤外線カット率56% 日射熱取得率56%
【施工価格:15,000円/㎡・50㎡以上】
※養生費・下地処理費 別途
省エネガラスコートH-SC
紫外線カット率100% 可視光透過率65%
赤外線カット率90% 日射熱取得率40%
【施工価格:10,000円/㎡・30㎡以上】
※養生費・下地処理費含む
ガラス面に到達する日射のうち、透過するものと吸収された後、室内側に放出されるものの割合として求められます。ガラスの日射熱取得率は、JISで定義されており通常「η値・イータ」と呼ばれています。η値が小さいほど遮熱性能が高いことを意味し、特に建物の冷房負荷の大小を示す指標となっています。
【施工日時】2013年9月18日
【温度測定器具】サーモクロンSL
【施工物件】大分県 某遊戯施設
★施工前、お客様からのコメント
夏は暑くて喫煙室には誰も入りたがらない。遮熱フィルムを貼ってあるが10年が経過し、効果もないことから施工をお願いしたい。毎年、冷房を19℃に設定しても、涼しくなるどころか熱風になってしまう。なんとかして欲しい。
★施工後、お客様からのコメント
今まで冷房を19℃に設定しても暑すぎて、来店されるお客様が入室を拒んだ室内だったが、24℃に上げても涼しさを感じられるようになった。強烈な遮熱効果を実感しました。
【温度測定期間】
2013年10月1日11時~2013年10月22日17時
(※グラフは天気良好な測定日を抜粋)
10月1日 天気:晴れ
10月7日 天気:晴れ
10月22日 天気:晴れ
東京都内某オフィスビルにて
2011年4月
既存ガラスの遮熱性を向上させ省エネを図るため遮熱ガラスコート採用コンペが開かれた。
温度測定期間:2011年4月11日~4月14日
(※グラフは天気良好な4月12日のもの)
温度測定期間=4日間全てにおいて省エネガラスコートが最も高い温度差を記録し遮熱性能が証明されました。
【温度測定期間】2007年8月4日~8月8日
【温度測定器具】サーモクロンSL
【施工物件】千葉県 某ホテル
1Fフロントロビーの日差しが強いため室内が暑くなり、来店されるお客様がロビー窓際の席に座りたがらない。なんとか快適な環境にしたい! とのご要望で、施工後、同条件の食堂窓ガラス(未施工)との温度比較測定を実施。
(※グラフは天気良好な8月6日のもの)
窓際面の最高温度差:9.0℃
室内温度の最高温度差:5.5℃
日射ピーク時(13:00~17:30)
ガラス内部平均温度差:5.5℃
室内温度平均温度差:3.9℃
結果として、施工後(緑線■)は、室内温度がほぼ一定に保たれ空調負荷が軽減されている。
不快に感じる暑さの光線「近赤外線」を遮蔽
室内温度の上昇を抑え空調効率を改善します
太陽熱が入り冷房の効きが悪く室内が暑い
冷房の効きが悪い
太陽熱を和らげ室温が約2~3°下がる
冷房の効きが良くなる
流入熱量比①+②=88.6%
除去熱量比③+④=11.4%
流入熱量比①+②=55.0%
除去熱量比③+④=45.0%
心地よく感じる暖かさの光線「遠赤外線」
暖房熱エネルギーの流出を抑制します
窓から暖房熱が逃げるため
暖房の効きが悪く室内が寒い
暖房熱の熱逃げを抑制する
暖房の効きが良くなる
熱移動の基本原理
①熱は暖かいところから寒いところへ移動します。
②熱には日射熱(近赤外線)と、輻射熱・暖房熱(遠赤外線)があります。
●窓際の温度が低いため、暖められた室内の熱が窓から逃げてしまい暖房が効きづらい。
●更に室内の空気中の水分が冷たい窓に付着することで結露しやすい。
●外気温と室温の温度差は大きくなるが、コーティング膜が熱を吸収し、吸収された熱の2/3が熱逃げしないため暖房設定温度を下げても暖かい。
●窓際が暖かくなり、また、窓ガラスも暖房熱を吸熱しているので保温効果で空気中の水分が付着しても結露の発生が遅くなり水ダレしにくい。
結露とは冬場、室内の水分を含んだ空気が窓ガラス面で冷やされ水滴になることです。コーティング後はガラス面が吸熱するためガラス面が暖まり、結露の発生が遅くなります。
結露性に関する試験報告書
平成17年7月 ㈱高環境エンジニアリング
1)試験概要
結露はガラス表面の温度が雰囲気の露天温度以下になると発生する。
この実験では冷却装置により試料を強制的に冷却することにより結露を発生させその過程を観察した。
結露発生装置は小型の冷却装置を用い10cm四方の金属板を冷却し、金属板上の試料に冷熱を与え結露を発生させた。結露発生は水平面上と垂直面上で行い、結露発生を水平面上では結露発生から1時間以内、垂直面上では流れだしまでの観察を行った。
水平は通電後2分毎に、垂直は2分~5分毎に気温、湿度、金属板内部温度、基盤表面温度および写真を記録した。室温は23.5℃、湿度は65%程度を目標として設定した。冷却器の温度は9.5℃±1℃となるように制御を行った。
コーティングなし
30分で流れ出し
コーティングあり
104分で流れ出し
2)試験結果
結露の発生そのものの開始はほぼ同時で表面の構造の差は認めら れない。表面観察の結果からは、省エネガラスコート区は表面の撥水性を反映して結露の粒立ちは大きく立体的に保水することが観察された。省エネガラスコート区、フロートガラス区とも、結露の状況は境界がはっきりしていた。表に垂直面の場合の結露開始から流れだしまでの時間をまとめたが、省エネガラスコート区は保水性が強力でフロートガラスに比べ倍以上の保水時間があることが分かった。結露の時間あたりの発生量を一定と仮定すれば、省エネガラスコート区は普通のガラスの3倍以上の保水性があると言える。
北海道/札幌市
北面窓の結露抑制効果
施工前
2007年10月19日 午前7:53
朝から結露がひどく午後3時位まで水が切れない。窓ガラス全体が結露し水ダレが激しい。冬場は凍結により窓が開かないこともある。
施工後
2007年10月21日 午前6:32
早朝だが結露が少なく水ダレしていない。結露が大幅に改善されている。
同日の未施工ガラス
2007年10月21日 午前6:34
窓ガラス全体が結露し水ダレが激しい状態。